FumeFX 7 for 3ds Max 新登場
Sitni Sati が最新バージョン FumeFX 7 をリリースしました。
これまで煙・炎・液体・物理シミュレーションで高い評価を得てきたFumeFXに、新たに GPUアクセラレーション対応の海洋シミュレーションシステム が加わり、表現力と効率性がさらに進化しています。
映像業界で実証済みのFumeFX
15年以上にわたり、FumeFXは映画やゲーム制作における主要なVFXツールとして活躍してきました。『アルマゲドン』『アイアンマン』『X-MEN: ウルヴァリン』など、数多くの大作でその性能が証明されています。
7.0の注目ポイント ― NodeWorks Ocean
新機能の中心は、柔軟なNodeWorksフレームワーク上で構築された Oceanツールセット。大規模でリアルな海面表現を、アーティストが自由にコントロールできるようになりました。
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プロシージャルな波生成: 複数の海洋スペクトルを重ね合わせ、自然なうねりと風波を再現。ノイズやマスクを用いた細かな制御も可能。
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リアルなディテール: 波の砕ける泡、船の航跡のバブル、飛沫までを自然に表現。
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多彩な相互作用: ボートやブイなどのリジッドボディ、ソフトボディ、ロープやケーブルといったオブジェクトに応答。さらに、炎や煙を水面に統合し、燃料の燃焼や雨粒による波紋なども表現可能。
これらの機能は CUDAによるGPUアクセラレーション に対応しており、NVIDIA Pascal以降のGPUを活用することで大幅なパフォーマンス向上が期待できます。
製品情報
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対応環境: 3ds Max 2020以降(Windows 10以降)
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GPU要件: NVIDIA Pascal以降(GTX 10xx以上)
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ライセンス価格:
・ワークステーションライセンス:/年
・追加シミュレーションライセンス(Render Only):/年 -
対応ホスト: 現在は3ds Maxのみ(Maya/Cinema 4D対応は今後予定)