V-Ray 7 Update 4でワークフローを効率化

 

Chaos V-Ray 7 Update 4(Maya、Houdini、3ds Max、Blender対応)がリリースされました。このアップデートでは、プリプロダクションからポストプロダクションまで、同じアセットを活用しながらシームレスに制作を進められるようになり、ワークフローを大幅に効率化します。

最大の特長は、DCCアプリケーションのビューポート上でファイナル品質のリアルタイムレンダリングを実現したことです。レンダリングのたびに別ウィンドウへ切り替えたり、面倒なアセット変換を行ったりする必要がなくなり、よりスムーズな制作環境を提供します。

さらに、スキャンした環境をシーンへ自然に組み込める「Gaussian Splats」のライティング機能や、バーチャルプロダクションで直感的なクリエイティブコントロールを可能にする「Chaos Arena」を搭載。加えて、CPU・GPUレンダリングの両方で大幅なパフォーマンス向上が図られ、狙い通りのビジュアルをこれまで以上に短時間で仕上げられるようになりました。

 

 

  • リアルタイムビューポートレンダリング:Vantageとの連携により、DCCアプリケーションのビューポート上でファイナル品質のリアルタイムレンダリングを実現します。
  • Gaussian Splatsのリライティング:実際にスキャンした環境データを3Dシーンへ取り込み、思い通りのライティングを適用できます。
  • Bifrost Graphのネイティブサポート(初期対応):V-RayがBifrost Graphノードを自動変換し、プロシージャルセットアップを即座にレンダリングできます。
  • V-Ray Parallax Texture:追加のジオメトリを作成することなく、建物内部の見え方にリアルな奥行きとディテールを加えられます。
  • Quick Caustics:フォトンベースの複雑な設定を行うことなく、リアルな光の屈折(コースティクス)表現を簡単に作成できます。
  • V-Ray Displacement Material:複数のディスプレイスメントシェーダーを組み合わせ、複雑で精細なサーフェスを効率的に作成できます。
  • 最新ホストアプリケーションに対応:Autodesk 3ds Max 2027、Maya 2027、SideFX Houdini 21(Houdini 22は初期対応)、Blender 5.1および5.2をサポートします。
  • AMD GPUレンダリング:AMD製グラフィックスカードでのV-Ray GPUレンダリングに対応し、ハードウェア選択の自由度がさらに向上しました。
  • 画角外ディスプレイスメントテッセレーション:カメラに映らない複雑なサーフェスジオメトリのメモリ使用量を削減します。
  • より高速でスムーズなインタラクティブレンダリング:V-Ray GPU IPRの起動速度が最大2倍向上し、より短時間で高品質なプレビューを表示できます。
  • Distributed Rendering 2(DR2):プログレッシブレンダリングとバケットレンダリングの両方でレンダリング性能を柔軟に拡張。マシン数の制限なく、より高度な制御が可能です。
  • ボリューム向けLPE(Light Path Expressions):煙や雲、霧などのボリュームからの光や、炎の自己発光を個別に分離して調整できます。
  • Volume Shaderの強化:速度モーションブラーのスケールやサンプリングレートを調整しながら、高品質なボリュームエフェクトをより高速にレンダリングできます。
  • VerasによるAIクリエイティブ支援:初期コンセプトの検討を効率化し、レンダリングのブラッシュアップや静止画から動画の生成も行えます。
  • Arenaによるバーチャルプロダクション:現実世界とバーチャル空間をシームレスに融合し、撮影現場でより高いクリエイティブコントロールと映画品質の表現を実現します。
  • さらに導入しやすく:Blender向けV-Rayの業界標準レンダリング機能を、無料で利用できるようになりました。

 

Chaos V-Ray 7 Update 4の詳細はこちら

Chaosのブログでは、V-Ray 7 Update 4によって実現できる以下の新機能や改善点を詳しく紹介しています。

 

 

Chaos V-Ray Solo

あらゆる制作に対応する、オールインワンレンダラー

V-Ray Soloは、個人クリエイター向けに設計された、業界最高水準のフォトリアルレンダリングソリューションです。

  • 圧倒的なフォトリアリズム
  • 高い拡張性と柔軟性
  • 効率的なシーンアセンブリ
  • クラウドコラボレーションとバーチャルツアーに対応

Chaos V-Rayなら、あなたのアイデアやデザイン、ストーリーを高品質なビジュアルとして形にできます。世界中の3Dアーティストやデザイナーに支持されるレンダリングソフトウェアとして、フォトリアルな静止画やアニメーションを制作できます。

V-Rayは、3ds Max、Cinema 4D、Houdini、Maya、Nuke、Revit、Rhino、SketchUp、Unreal Engineとシームレスに連携し、使い慣れた3Dアプリケーションから高品質なレンダリングを実現します。

V-Ray Soloには、すべてのV-Rayインテグレーションに加え、Chaos CosmosVerasChaos AIが含まれており、アセット管理からAIを活用したデザイン支援まで、幅広い制作ワークフローをサポートします。

Chaos V-Ray Premium

ハイエンドなビジュアライゼーションを、ひとつのパッケージで

Chaos V-Ray Premiumには、V-Ray Soloのすべての機能に加え、より高度なAI機能や豊富なアセットライブラリが含まれており、あらゆるプロジェクトでフォトリアルな静止画やアニメーションを効率よく制作できます。

Chaos V-Ray Soloの全機能に加えて、以下の特典を利用できます。

  • Phoenix
    炎・煙・液体・爆発など、高品質な流体シミュレーションを実現するツールを利用できます。
  • 最大18,500点の高品質3Dアセット&マテリアル
    豊富な3DモデルやPBRマテリアルを活用し、シーン制作を大幅に効率化できます。
  • 強化されたリアルなマテリアルライブラリ
    より高品質でリアルなマテリアルを使用し、フォトリアルな表現を簡単に実現できます。
  • 毎月500 Chaos AIクレジットを付与
    毎月付与される500クレジットで、以下のAI機能を利用できます。
    • 最大約25シーンのAIレンダリング強化
    • 最大約50枚のNano Banana 2による1K画像生成
    • 最大約50本のAI動画生成

Chaos V-Ray Collection

リアルタイムのスピードで実現するフォトリアリズムと、効率的なストーリーテリング

Chaos V-Ray Collectionは、フォトリアルなレンダリング、高速なリアルタイム表示、豊富なコンテンツ、AI機能をひとつにまとめた、Chaosの最上位スイートです。

V-Ray、Veras、Phoenix、Cosmos、Vantage、Animaを含み、建築ビジュアライゼーション、VFX、アニメーション、バーチャルプロダクションまで、幅広い制作ワークフローをサポートします。

Chaos V-Ray Collectionに含まれる主な内容

  • V-Ray、Veras、Phoenix、Cosmos、Vantage、Animaをすべて収録
  • 22,000点以上の高品質な3Dアセット&マテリアル
    • 豊富なモデルやPBRマテリアルを活用し、シーン制作を効率化できます。
  • 4,000体以上のリアルな3D/4D Animaキャラクター
    • 人物を簡単に配置し、よりリアルなビジュアライゼーションを実現します。
  • リアルな群衆・交通シミュレーション
    • 動きのある群衆や車両をシーンに追加し、臨場感あふれる映像表現が可能です。
  • Vantageによるリアルタイムビューポートレンダリング
    • DCCアプリケーションのビューポート上で、ファイナル品質に近いリアルタイムレンダリングを実現します。
  • 毎月1,500 Chaos AIクレジットを付与
    • AIを活用したレンダリング強化や画像・動画生成など、Chaos AIの各種機能を十分に利用できます。

Chaos V-Ray Collectionは、リアルタイムレンダリング、高品質なレンダリング、シミュレーション、AIによるクリエイティブ支援、膨大なアセットライブラリをひとつに統合した、プロフェッショナル向けの包括的な制作ソリューションです。

Chaos V-Ray for Blender

Blenderのための、受賞歴を誇るプロダクション品質の3Dレンダリング

V-Ray for Blenderは、大作映画やハイエンドCM、建築ビジュアライゼーションなど、数多くの制作現場で採用されている受賞歴あるレンダリング品質をBlenderで実現します。クリエイティブな表現力と高い信頼性を兼ね備え、一人での制作から大規模なチームプロジェクトまで、あらゆる業界・規模・スタイルの静止画やアニメーション制作をサポートします。

Blender本来のワークフローにできる限り沿うよう設計されており、使い慣れた操作感を維持しながら、必要なレンダリング機能と高度なツールを利用できます。制作の流れを妨げることなく、Blenderの表現力をさらに広げます。

V-Ray for Blenderの主な特長

  • プロダクション品質のフォトリアルレンダリング
    • 映画やCM制作でも採用される高品質なレンダリングをBlenderで実現します。
  • Blenderに最適化されたワークフロー
    • Blenderのネイティブな操作性を維持しながら、シームレスにV-Rayを活用できます。
  • V-Ray Frame Buffer(VFB)のポストプロセス機能
    • レンダリング後の色補正やエフェクト調整をVFB内で効率よく行えます。
  • Chaos Cloudレンダリング
    • クラウド上でレンダリングを実行し、ローカルマシンの負荷を軽減できます。
  • 5,600点以上の高品質な3Dアセットを利用可能
    • すぐに利用できるレンダリング対応済みの3Dアセットを活用し、シーン制作を効率化できます。

V-Ray for Blenderは、Blenderユーザーが慣れ親しんだ制作環境を維持しながら、業界最高水準のレンダリング品質と高度な制作ツールを利用できるレンダリングソリューションです。

ニュース一覧に戻る