Maxon、RevitとArchicadでRedshiftのArchvizワークフローを強化

Maxonは、建築ビジュアライゼーション機能をさらに強化するため、2026年のAIA Conference on Architecture & Designに合わせて、Autodesk RevitおよびGraphisoft Archicad向けの新しいRedshift統合を発表しました。これにより、リアルタイムのレイトレーシングレンダリングを広く利用されているBIMプラットフォームへ直接統合し、建築家やデザイナーは使い慣れた設計環境を離れることなく、設計開発から高品質なプレゼンテーション用ビジュアルの作成までをシームレスに行えるようになります。

AEC(建築・エンジニアリング・建設)業界のプロフェッショナル向けに設計されたRedshift for Archvizは、BIMデータとのライブ同期、埋め込みデータの活用、そして制作工程を効率化するインテリジェントなツール群により、ビジュアライゼーションワークフローを大幅に簡素化します。すでにRevit向け統合版は利用可能となっており、Archicad向けベータ版も参加登録を受付中です。Maxonは、リアルタイム3Dビジュアライゼーションを設計プロセス全体の標準として位置付けることで、チームの迅速な設計検討、効果的なアイデア共有、そして没入感のあるフォトリアルな体験の創出を支援します。

 

Revit向けRedshiftを正式提供、Archicad向け統合ベータ版も開始

建築家やインテリアデザイナーは、NemetschekブースにてRedshift for Revit、Archicad、Vectorworksのライブデモを体験できます。

ドイツ・バートホンブルク — 2026年6月10日 — 強力かつ直感的な2D・3Dソフトウェアおよびグラフィックデザインソリューションを提供するMaxonは、本日、Autodesk Revit®向けにRedshiftの統合機能を提供開始したことを発表しました。これにより、シームレスな建築3Dビジュアライゼーションが実現します。

Redshift for Revitは、Maxon独自のリアルタイム・レイトレーシングレンダリングを、業界で最も広く利用されているBIMプラットフォームの一つであるRevitへ直接統合します。これにより、ユーザーはBIM環境を離れることなく、設計開発からプレゼンテーション品質のビジュアル制作までを一貫して行えるようになります。

またMaxonは、Graphisoft Archicad向けのRedshift統合についても、ベータテスターの募集を開始したことを発表しました。これにより、設計チームはMaxonのAEC(建築・エンジニアリング・建設)向けソリューションの次なる進化に早期から参加し、その開発に貢献する機会を得られます。

建築設計事務所やインテリアデザインスタジオ、さらには幅広いビジュアライゼーション業務を手掛けるクリエイター向けに開発された「Redshift for Archviz」は、Redshiftが誇る高速レンダリング性能とシネマティックな映像品質に、インテリジェントなワークフローと高品質なアセットライブラリを組み合わせています。これにより、フォトリアルな静止画や没入感のあるウォークスルーコンテンツを、より短時間かつ効率的に制作することが可能になります。

MaxonのCEOである David McGavran 氏は次のように述べています。

「建築家が創造する世界は本質的に3次元ですが、業界の多くはいまだに2次元表現を前提としたワークフローに依存しています。Redshift for Archvizの目標は、建築・エンジニアリング・建設分野において3Dデザインを新たな標準にすることです。デジタルプロジェクトを、あたかも現実世界に存在するかのように体験できるようにすることで、建築家やインテリアデザイナーがアイデアを伝え、意思決定を行い、ビジョンを具現化するための、より強力な手段を提供します。」

Redshift for Archvizは、ユーザーが普段使用しているCADソフトウェア内で作業を継続できるよう設計されており、追加のファイル管理や複雑なワークフローを必要としません。ビジュアライゼーションに関するデータはホストアプリケーション内に直接保存されるため、シーン管理ツールとの分断や、レビューサイクルごとに発生するエクスポート/インポート作業への依存を軽減します。

この組み込み型アプローチにより、BIMライフサイクル全体を通じてビジュアライゼーションの一貫性を維持できます。また、ライブBIM同期機能によって設計変更が即座に反映されるため、設計検討中の迅速なイテレーションやリアルタイムな視覚フィードバックが可能になります。これにより、チームはモデル修正への対応、複数のプレゼンテーション案の検討、レビュー用ビジュアルの作成をこれまで以上に効率的に行えるようになります。

 

 

AEC業界全体へ広がる Redshift for Archviz

Maxonは、2026年6月10日から13日まで米国サンディエゴで開催されるAIA Conference on Architecture & Design 2026において、AEC(建築・エンジニアリング・建設)業界向けに展開するRedshift for Archvizの各種統合ソリューションを紹介します。

Redshift for Revit

現在提供中のRedshift for Revitは、Maxonの実績あるレンダリング技術をAutodesk Revitへ直接統合することで、建築家が高品質なデザインプレビュー、フォトリアルなレンダリング、プレゼンテーション用ビジュアルを、より迅速かつ柔軟に作成できるよう支援します。物理的に正確なライティング、反射、シャドウ、マテリアル表現を実現しながら、高いインタラクティブ性を維持します。

Redshift for Archicad ベータ版

現在参加登録を受け付けているRedshift for Archicadベータ版では、Graphisoft ArchicadユーザーがMaxonのリアルタイム建築ビジュアライゼーションワークフローをいち早く体験できます。また、2026年後半に予定されている正式リリースに向けて、ユーザーからのフィードバックを開発に反映する機会も提供されます。

Redshift for Vectorworks

2026年3月にリリースされたRedshift for Vectorworksは、Vectorworksとの同期ワークフロー内で、建築モデルのリアルタイムプレビュー、調整、レンダリングを可能にし、設計プロセスの効率化を実現します。

建築ビジュアライゼーション向け新機能を追加

Maxonは、Redshift for Revit向けに以下の3つの新機能も発表しました。

被写界深度(Depth of Field)

実際のカメラレンズによるボケ効果をリアルタイムで再現し、建築レンダリングの表現力を向上させます。視線誘導を容易にし、クライアント向けプレゼンテーションの没入感を高めます。

AIコンテキスト認識ライブラリ検索

現在のビュー内容を解析し、シーンに適したアセットを自動提案します。手動検索の手間を減らしながら、より豊かで詳細なビジュアルシーンの構築をサポートします。

Maxon Plants Smart Transfer

高品質な植栽アセットを建築シーンへ簡単に配置できる機能です。リアルな環境表現を実現するとともに、シーン制作の効率を向上させます。

Apple MetalFXにも対応

Apple製コンピューター向けに提供されるRedshiftでは、Appleの最新技術「MetalFX」を活用。macOS環境においても、高いフレームレートによるインタラクティブな操作性と優れたビジュアル品質を実現します。

AIA26でライブデモを実施

AIA Conference on Architecture & Design 2026の来場者は、Nemetschekブース(2742番)にてライブデモを体験できます。会場ではMaxonの担当者が、AEC業界向けロードマップの紹介やリアルタイム設計ビジュアライゼーションのワークフロー解説を行うほか、建築家やインテリアデザイナーがRedshift for Archvizを活用するための具体的な導入方法についても案内します。

 

迅速な設計検討、魅力的なプレゼンテーション、そして没入感のあるデザインレビューを実現

Redshift for Archvizは、建築家やデザイナーがライティング、マテリアル、構図、空間の雰囲気をリアルタイムで検討できる環境を提供します。これにより、設計上の意思決定をより的確に行えるだけでなく、プロジェクト全体を通じてデザイン意図を効果的に共有できるようになります。

Maxonのレンダリング部門担当エグゼクティブ・バイスプレジデントである Nicolas Burtnyk 氏は次のように述べています。

「建築家やインテリアデザイナーは、平面図だけで考えているわけではありません。彼らが重視しているのは、光、素材、そして空間がもたらす体験です。Redshiftなら、それらすべてをリアルタイムで調整しながら、フォトリアルな品質で即座に確認できます。設計を進める過程で、空間の見え方や雰囲気を繰り返し検証し、洗練させていくことが可能です。」

また、RedshiftはMaxonのエコシステムとシームレスに連携しており、特に Cinema 4D との統合により、アニメーションやシミュレーションを必要とするプロジェクトへスムーズに発展させることができます。

ユーザーは建築シーンをフォトリアルなアニメーションやシネマティックなウォークスルーへと発展させ、クライアント向けプレゼンテーション、ステークホルダーとのレビュー、さらにはマーケティングコンテンツ制作にも活用できます。これにより、建築設計から高度なクリエイティブ制作パイプラインまで、一貫性を維持したままプロジェクトを進行できるようになります。

 

 

Redshift by Maxon

3Dデザイン、モデル、アニメーション、シーンを高品質に可視化できる、パワフルな3Dレンダリングソフトウェアです。

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2026.4.0リリースで登場した「Maxon Redshift for Archviz」は、建築ビジュアライゼーション向けの新しいリアルタイム可視化ツールです。建築レンダリングに映画品質の表現力をもたらし、Cinema 4DとRedshiftを、VectorworksをはじめとするCADワークフローとシームレスに連携させます。物理的に正確なライティング、シャドウ、マテリアルの変化がリアルタイムで反映されるため、設計の進化をその場で確認しながら、より効率的かつ直感的にデザインを検討できます。

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