
Lightmap HDR Light Studio 9.3.0では、日常的なライティング調整をより予測しやすくするための「エネルギー保存ライトスケーリング」オプションが新たに導入されました。Render Viewやキャンバス上でライトのサイズを変更する際にShiftキーを押しながら操作すると、エネルギー出力が一定になるよう自動的に光量が調整されます。
これにより、全体の露出を意図せず変えてしまうことなく、ライトの見た目のサイズを変更して影を柔らかくしたり、シャープにしたりすることが可能になります。

HDR Light Studio 9.3.0 Energy Conservation Light Scaling

このアップデートは、ライティングにおけるよくある課題を解決するものです。ディフューズオブジェクトを扱う際、ライトのサイズを変更すると影の柔らかさや回り込み、テクスチャの見え方に影響しますが、これまでは明るさの再調整に余分な手間がかかっていました。大きなライトは自然と明るくなり、小さなライトは暗くなるため、創作上の意図とは別の調整に気を取られてしまいがちです。
エネルギー保存スケーリングを使えば、照明レベルを一定に保ったままライトサイズだけを調整でき、影の質感を集中して作り込むことができます。
HDR Light Studio 9.3.0
バージョン9.3.0では、ワークフローおよびパフォーマンス面でもさまざまな改善が行われました。
Lightmapはプロジェクトメニューに「最近使ったファイルを開く」オプションを追加し、ライト名の文字数制限を63文字まで拡張しました。さらに、Render Viewでパンとズーム操作が可能になり、よく使う操作のキーボードショートカットも標準的な操作体系に合わせて簡素化されています。
また、HDR Light StudioはOpenColorIO 2.5.0にアップデートされ、設定ファイルが見つからない場合の処理も改善されました。テクスチャ更新のパフォーマンスも最適化され、不要なHDRIの再読み込みが削減されています。加えて、BlenderプラグインはBlender 5に対応しました。
詳しいリリースノートはLightmapのヘルプドキュメントをご覧ください。
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